みたにの雑記帳

ソフトウェア開発関係、ゲームなど興味のあるものを徒然と。自分の勉強も兼ねて。

【Windows】コマンドプロンプトでproxyを通す

会社のネットワーク環境でツール環境等を構築する際にproxyで詰まったので覚書き。

コマンドプロンプトの場合

コマンドプロンプトでproxyを調べる

コマンドラインで以下を実行する。

netsh winhttp show proxy

proxyサーバのアドレスとポートが表示される。

コマンドプロンプトで都度proxyを設定する

コマンドラインで以下を実行する。

set HTTP_PROXY=http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)
set HTTPS_PROXY=http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)

パスワードに@を含む場合は、%40\を含む場合は、%5cで置換する。

この設定方法の場合、コマンドプロンプトを立ち上げる度に設定が必要。

環境変数にproxyを設定する

⚙設定→システム→システムの詳細設定→環境変数ボタンで環境変数の設定画面を開く。 システム環境変数に以下を登録する。

変数
HTTP_PROXY http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)
HTTPS_PROXY http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)

パスワードに@を含む場合は、%40\を含む場合は、%5cで置換する。

この設定方法の場合、コマンドプロンプトを何度立ち上げても再設定は不要。

コマンドプロンプトでproxy設定状況を確認する

以下を実行する。

echo %HTTP_PROXY%
echo %HTTPS_PROXY%

設定したアドレスが表示されればok。

powershellの場合

VSCodeのターミナルはデフォルトがpowershellなのでこちらで。

powershellでproxyを調べる

以下を実行する。

netsh winhttp show proxy

proxyサーバのアドレスとポートが表示される。

powershellで都度proxyを設定する

以下を実行する。

$env:HTTP_PROXY="http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)"
$env:HTTPS_PROXY="http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)"

パスワードに@を含む場合は、%40\を含む場合は、%5cで置換する。

この設定方法の場合、powershellを立ち上げる度に設定が必要。

環境変数にproxyを設定する

⚙設定→システム→システムの詳細設定→環境変数ボタンで環境変数の設定画面を開く。 システム環境変数に以下を登録する。

変数
HTTP_PROXY http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)
HTTPS_PROXY http://(ユーザ名):(パスワード)@(proxyサーバのアドレス):(ポート)

パスワードに@を含む場合は、%40\を含む場合は、%5cで置換する。

この設定方法の場合、powershellを何度立ち上げても再設定は不要。

powershellでproxy設定状況を確認する

以下を実行する。

get-childitem env:HTTP_PROXY
get-childitem env:HTTPS_PROXY

設定したアドレスが表示されればok。

上記を設定してもproxyが通らない場合

  • ID・パスワードが間違っている。(特に記号が含まれている場合は注意。)
  • アプリケーションごとに特殊なproxy設定が必要。(例えばnpmではnpm -g config set proxy http://〜〜の設定などが必要。)

以下に記事を移行しました。 https://algorithm.joho.info/windows/proxy-setting-cmd/